自分を好きになる - ハードゲイナー陰キャ高校生が人生逆転を狙う

「自分を好きになる理由」を探すためだ。

そもそも、なんでブログを始めたんだっけ。

僕は今、高校2年生という立場にある身だ。部活動は陸上競技部で、長距離をやっている。といっても、まだ未熟で自慢できるほどの記録もないけど。

僕は生まれつき体重が増えづらい。スポーツをやる人において体重≒筋肉が増えにくいことは大きなディスアドバンテージだ。そんな中何かウェイトをつけるヒントはないかとインターネットの海で情報を漁っていたとき、自分と同じような人がブログを書いていた。それに感化されたのが、僕がブログを始めたきっかけだ。

けど、今僕がブログを書く理由はもっと違うところにある気がする。

自分が人とは少し違うことを自覚したのは、高校に入って飲食バイトを始めたときだった。「人とは少し違う」というのは、自己愛からなるナルシズムではなく、他と性質的に異なる、種族的な違和感だ。僕は人からの指示を実行するのに多く時間を要する。

それは、指示の中にある単語を聞き取ることが苦手だからだ。

「○○くん、〜〜※☆して」というふうに、文中の本題が聞き取れない、というより、頭の中で言葉の糸を解き、意図を理解することが出来なかった。何よりスピーディな対応が求められる飲食店の仕事において、それは致命的なのは言うまでもない。

結局、約1年続けて僕はそのバイトを辞めた。「部活がとても忙しくなった」と嘘をついて。ダサかった。

僕は、自分が嫌いになった。

そんな中でも、ブログは書いていた。

日誌代わりに、自分の今日の長距離メニュー、自主練、一日の食事などを記していく。ブログを書いているときは自分を真っ直ぐ見つめることが出来ている気がする。それは、一日の中の「出来たこと」「出来なかったこと」がはっきり視えるからだ。

出来なかったことばっかりで、出来たことに目を向けられていなかった。もちろん、出来なかったことの方がずっと多いけど。

最近は予定がハードになってきてちゃんとブログの時間を取れていないけど、自分の「出来た」ことを見て、自分を好きになれるように、これからのブログを書くつもりだ。